医療業界は略語だらけです。
それを一気に覚えるのは大変ですよね。
使用頻度の高いものから覚えるようにし、かつ出会った略語を調べていくのが良いと思います。
今回はPart1です。
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C、Th、L(シー、テーハー、エル)
それぞれCervical Vertebra、Thoracic Vertebra、Lumber Vertebraの略です。
頸椎、胸椎、腰椎ですね。
例えば腰椎4番のことを「L4」と呼ぶことがあります。
表記として、CやLはCwやLwと書くこともあります。
wはドイツ語でWirbel(ビルベル)だそうです。
Ao(アオルタ)
Aortaの略で、大動脈を意味します。
略語の面倒くさいところは、英語やドイツ語が混ざってくるところです。
勤務先の慣習に合わせるのが無難でしょう。
Aoはよく使う略語であり、分枝血管も含め復習しておくことをオススメします。
CA(セリアック)
Celiac Arteryの略で、腹腔動脈を意味します。
造影CTにてボーラストラッキング法を使用する際に、CAレベルの断面でモニタリングをすることがあります。
腹部大動脈の指標にもなり、よく使われるかと思います。
S/O
「suspect of」の略で、「~の疑い」という意味です。
病気を診断するためには様々な情報が必要になりますので、確定するまでは「~疑い」となります。
F/U
「follow up」の略で、「経過観察」を意味します。
僕らの検査は経過観察をする上で、とても重要になりますね。
おわりに
いくつかのPartに分けて略語を紹介していきます。
ブログの更新と同時に少しずつ略語を抑えていただければ嬉しいです。
放射線技師が最低限覚えておきたい略語5選 Part2|造影系Part2は造影系をメインに扱っています。
CRA(クラニオール)、CAU(カウダール)
学生時代に習った記憶がほとんど無くてですね...