倒れてしまった甘春先生は一体どうなるのでしょうか。という出だしからの今回。
若くして突然の意識消失というのは驚いてしまいますよね。
頭部CTをVolume Dataで読影することはあまりない
頭部CTはノイズがかなり乗ってきてしまうものです。
これは、脳実質の周りを高吸収体である頭蓋骨が覆っているためです。
なのでスライス厚はあまり薄くせず、5mm程度が採用されます。
鏑木先生はVolume Dataを見て読影していましたが、やはりまずは5mmのAxを見るところからでしょう。
パーシャルボリューム効果により見えづらいところは、スライス厚を少し薄くしたり、冠状断や矢状断を追加すると見やすいです。
転倒の場合は骨条件の追加も忘れずに。高齢の方は特に危険です。
寝台が高い状態で起き上がってもらうのは危険
甘春先生のCTを撮り終わってから、寝台が高い状態で起き上がってもらっていましたが、危ないのでやめましょう。
実際に自分が寝てみると、あの高さって意外と高いんですよね。
鏑木先生階段使わない問題
病院は基本的に具合の悪い患者さんが入院しているわけです。
当然車椅子での移動やベッドでの移動をする人も多くいます。
地下1階から1階まで上がるのにわざわざエレベーターを使うとは…!と思いました(笑)
ここで登場しているエレベーターは職員専用なのでしょうか。
辻村先生は一体…
甘春先生は「何でもこなす皆の憧れ」なんて言っていましたが、研修医時代は周りについていけない過去があったと。
私立の医大にも格付け等はあるのでしょうが、2流の大学と言われていましたね。
頭が悪そうな印象も不器用そうな印象もない辻村先生が、1流と呼ばれる大学に落ちた理由が気になる。(だいぶ上から目線)
しかし今回の話で辻村先生の性格の良さも見ることができましたね。
余談ですが、うちの整形外科にもイケメンな先生がいます。
こんなに技師と話す機会はないですが。
甘春先生が倒れた原因は結局…
肩ばかりにフォーカスされていましたが、結局意識消失の原因は何だったのでしょうか。
僕の中ではこのままだと過労なんじゃないかと思います(笑)