皆さんはお昼休憩のあと、眠くなりますか?
僕はとても眠くなります(笑)
そんな午後の眠気を減らすために実践していることを紹介します。
なぜ昼食後に眠気が起きるのか
これはもう有名な話だと思いますが、人間はちょうど昼ご飯を食べた後の時間に眠くなるようできています。
理由1.食事の消化・吸収をするため
高校などで生物の授業中、交感神経と副交感神経の話が出てきます。
眠気が来るタイミングは副交感神経が働いているときですが、消化・吸収が活発なときは、この副交感神経が働くことになります。
理由2.眠気の日内変動があるため
睡眠と体温の関係はよく話が上がります。体温が高い状態から低い状態へ移るときに、人間は眠くなるなんて話もあります。
ところで、概日リズムというものを覚えていますか?
約24時間周期で変動する生理現象で、動物、植物、菌類、藻類などほとんどの生物に存在している。一般的に体内時計とも言う。厳密な意味では、概日リズムは内在的に形成されるものであるが、光や温度、食事など外界からの刺激によって修正される。
人間の眠気も、1日の中で変動が起きているのです。
前日の十分な睡眠や昼食抜きなどの条件でも、小学生以外はやはり午後の時間帯に眠気が発生することが実験で明らかになっていますので、これも生体リズムによる眠気と言えます。
眠くなるメカニズムについてはよくわかっていませんが、朝起きてから寝るまでのちょうど中間ですので、覚醒中の真ん中あたりで身体が休憩を求めている、とも考えられます。
対策1.食事の内容を低GI値食品にする
食後眠くなる原因の一つが、消化・吸収のためだと話しました。当然、消化・吸収に力を入れなければならないほど、消化器官に負担がかかります。
GI値とは、Glycemic Indexの略で、食後血糖値がどの程度上昇するかを見る指標です。高GI値食品は低GI値食品に比べ、食べると急激に血糖値が上昇することになります。
また、高脂肪食品(≒高GI値食品)を食べると、食後眠くなるようです。
なので僕は低GI値食品を摂るようにしています。
例えばパスタや蕎麦、玄米などを中心に食べています。
対策2.どんなかたちでも昼寝をする
僕の職場は休憩が1時間ありますので、最大15分間を昼寝に充てています。
横になって寝ることもありますし、机に突っ伏して寝ることもあります。時と場合に応じて変えます。
きちんと寝なければいけないかというと、そうではないようです。
目を閉じて身体を休めるだけでも、十分な効果があると言われています。
僕も寝ようと思って寝れないときがありますが、やるのとやらないのとでは午後の活力がだいぶ違いますね。
もっと詳しい話を調べたい方は、パワーナップで調べてみてください。
パワーナップ (power-nap) とは、一般的に15 - 30分程度の短い仮眠のことである。