一般企業の就活だと、大学3年生の3月に説明会が始まり、大学4年生の6月に採用面接などの選考が始まります。
では、放射線技師の就活はいつ頃から始まるのでしょうか。
また、就職試験の形式はどのようになっているのでしょうか。
今回は病院就職に絞って書きます。
就活の時期
一番早い病院だと、5月頃から病院見学会や履歴書の提出が始まります。そして6月から試験を始めるという流れです。
試験が行われる ピークは9~10月頃 です。
地方の病院などは結構バラバラですが、首都圏の規模が大きい病院などはこれくらいの時期に試験があります。
しかし、この秋という時期は、卒研に追われたり、国試の勉強に追われたりと、大変な時期 になります。
基本的に、病院はそれぞれ毎年同じ時期に就職試験を行うことが多いです。
なので、もし気になっている病院の試験が秋に行われると分かっていたら、夏休みにある程度準備しておきましょう。
まあ人生最後の夏休みなんて言いますけど、夏休み頑張って一発で就活終了させてしまえばかなり楽になりますよ!本当です。
就職試験の形式について
選択・記述式問題
いわゆるテストですね。
内容としては、放射線技術学や放射線機器、基礎医学の知識など、病院によって様々です。
これがある病院を受けるなら、ある程度国試の内容を勉強しておいた方が有利です。というより、勉強していないと落ちます。
小論文
これを苦手としている人は多いのではないでしょうか。
持ち時間と文字数の制限が与えられ、お題に対し自分の意見などを書く小論文。
題材は様々ですが、大抵は放射線技師の仕事に絡む内容 なので、ある程度対策はできるかと思います。
練習あるのみです。
面接
面接をやらない病院はほぼないです。
やはり直接会って話すというのが一番その人を理解するのに適した手段ですからね。
(面接という形式にどの程度の意味があるのかは不明ですが…)
面接については一番対策をしておいた方がいいです。
ある程度自分の芯となる部分を堅めておかなければ、想定していなかった質問に対応することが難しくなります。
とにかく、面接も準備をしっかりし、練習あるのみです。
就活センターを活用したり、先生・先輩・友達などの練習相手を見つけて、練習しましょう。