2019年8月27日、パーソル総合研究所が「APAC就業実態・成長意識調査(2019年)」の結果を発表しました。
これによると、日本のサラリーマンは大半が、社外における自己研鑽をしていないとのこと。
調査対象となっているAPAC14の国・地域の中で一番低いそうです。
今回はこのニュースについて、放射線技師の僕が感じたことを書きます。
APAC就業実態・成長意識調査とは
パーソナル総合研究所が以下の目的で行った調査のことです。
アジア太平洋地域(APAC)14の国・地域の主要都市の人々の働く実態や意識、仕事に対する意識、転職状況、働くことを通じた成長などを明らかにする。また、日本企業での就労イメージや働いてみたい国についても把握する。
各国1,000サンプルと調査人数も多く、それなりに実態が分かる調査だと考えます。
社外の学習・自己啓発という項目について
僕は以下の文章に衝撃を受けました。
・東南アジアやインドは、社外学習・自己啓発が活発で自己研鑽に意欲的。一方、日本は「とくに何も行っていない」が46.3%で約2人に1人。
・各国共通で高い学習・自己啓発は「読書」「研修・セミナー、勉強会」。
日本人の大半は特に何も自己研鑽をしていないのです。
なぜ衝撃を受けたかというと、放射線技師1~3年目の頃の僕は、業務が終わったらその日の復習をし、翌日の予習をしていたからです。それだけで1時間、2時間勉強をするわけですね。一日がっつり働いた後にです。
当然参考書を読むことも多々あります。本を読まないと分からないことがいっぱいあるわけですね。
他にも休みの日は(休みの日でなくても)、勉強会、セミナー、はたまた学会など、放射線技師はとにかく自己研鑽が多いのです。(それが良いか悪いかは置いておき…)
現在自分が行っている自己研鑽について
仕事に関しては、検査の予習復習や、気になる参考書に目を通してみたり、知らない病気について調べてみたりしています。
このブログもある意味、自己研鑽に近いですね(笑)
自分の知識が本当に合っているか確認することもよくありますし。
それ以外では読書です。最近は、どういうふうに生きていくのかを考えるために本を読んでいます。お金のことや生き方って、あまり学校では教えてくれないんですよね。
本を読んでいると、「もっと早く知っておきたかった!!」と思うことがあるんですが、20代のうちに知れるだけでもありがたいことだなと思います。
そして、こういうのは自分から動かないと何も情報を得ることができません。自己研鑽=偉いとは1mmも思いませんが、やる価値はあると考えています。