学生の方が在学中に必ず行く病院実習、実習とはいえ、いきなり社会に投げ出されることを考えると不安が多いと思います。
そんな病院実習ですが、放射線技師の病院実習はどうやって行っていくのか。今回は実習体制について解説します。
2つの病院へ実習に行った経験を基に書きます。
実習に臨むグループの人数は?
1つ目の病院は8人程度のグループで各モダリティを回りました。全員集められて実習をしたこともありますが、流石に毎日それはできないので、モダリティ内で人数を分散し、なるべく1対1で実習をさせてもらえました。
2つ目の病院は4人程度のグループで実習先へ行き、更に半々に分かれて実習に臨みました。1つ目の病院と同じように、なるべく1対1で実習をさせてもらえました。
実習時間は?
病院によって異なるのがよく分からないのですが、気になる方も多いところだと思います。
1つ目の病院は8:30~16:00まで、2つ目の病院は8:30~17:00まででした。この1時間があるかないかで、だいぶ違うのですが…。
(1時間あれば後述する実習ノートを書き終えることができる!)
実習中は立ちっぱなし?
モダリティによりますが、立ちっぱなしの部署もあります。そして、壁などに寄りかかっている人がいると、ちゃんと立ちなさいみたいに言われることがあります。
立ちっぱなしでいなければいけない意味がよく分かりませんが…
ずーっと座っていると眠くなることはありますね(笑)
令和になっても昭和みたいな考えの人もいる、それはどこの業界も一緒だと思います。幸い、立ちっぱなしじゃない時間の方が僕は多かったです。
実習ノートは毎日書かないといけない?
その日の実習で得たものを記録する、実習ノートというものがあります。これはおそらくどこの学校も一緒だと思います。
実習ノートは毎日書かないといけない病院がほとんどだと思います。まとめて1週間分見る施設もあるようで、毎日書かなくてもなんとかなる場合もありますが、毎日書いた方がいいですね。
やはりその日やったことはその日に書いておかないと忘れちゃいます。あと、実習ノート書かなくちゃという不安を抱きながらだと、休まるものも休まらないですね。
実習中は怒られる?
もしかしたら気にされている方もいるのではないでしょうか。
怒られたら単純に嫌ですからね。
基本的に怒られることはないですね。僕も実習生に教えることがあるのですが、「怒ってどうするん?w」と思っています。
ただ、僕が実習生の頃は、何回か怒られたことがあります。
今はそういう風潮も徐々に薄れてきているはずですので、安心していただければと思います。
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