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放射線技師はブラック?ホワイト?、自己研鑽について解説

最近は働き方改革という言葉が流行っていますね。

先日見たニュース記事に、以下のような話がありました。

「土日に職場に出てきても『自主的な研さん』であれば、休日出勤には該当しない。大学も教員もそういう意識でした。好きでやっているのですから」
休日出勤の賃金が払われない”勤務ではない研究”を続けてきたある大学教員のことばです。

“勤務ではない研究” 大学教員の働き方を考える | NHKニュース

ブラックな仕事かホワイトな仕事かという話をするときに、帰宅の時間や休日の時間というのを一つの参考にすると思います。

放射線技師はどうなのか、自己研鑽という観点から解説します。
また、紹介したニュースも踏まえていきたいと思います。

自己研鑽とは

そもそも自己研鑽とはなんでしょうか。

自分自身のスキルや能力などを鍛えて磨きをかけること。

weblio辞書

放射線技師の自己研鑽とは、撮影技術や医学知識などを鍛えて磨きをかけること、あたりでしょうか。

当然業務中に教えてもらうこともあると思うのですが、全てを教えきることはできませんよね。放射線技師の仕事は、実際に練習しなければ身につかない能力が多いです。

患者さんで練習するわけにはいかないので、業務時間外に練習することになります。業務が終わってへとへとな状態で、勉強をしなければならないです。仕事に直結するものですが、給料は一切支払われませんので、そういう意味ではややブラックなのかもしれません。

仕事終わりや休日に勉強会・セミナーなどがある

平日でもたまに、仕事が終わった後勉強会があります。自分の興味がある分野であればまだしも、そうでない分野もあり、苦痛な部分は否めません(笑)

また休日に勉強会やセミナーが多々あります。参加費は基本的に自腹ですし、給料はもちろん発生しません。

自己研鑽というよりは、修行だと僕は思っていますw
(自分の休みと給料を削り勉強しにいきますからね)

研究はお金が出ないうえに結果が出るかも分からない

研究は通常の仕事と異なり、目途が立たないことが多いです。
(もちろん、ある程度の結果を予測しながらやります)

そして、時間を割いたからといって必ずいい結果が出るとは限らないです。これが研究の一番嫌なところですね。逆に結果が出ると嬉しいわけですが。

紹介したニュースは大学教員の方の話なので、勤務ではない研究も勤務として扱われますが、僕ら放射線技師は勤務として認められないでしょう。つまりお金は1円も出ないわけです。

夜中まで病院に残ったり、土日に出勤したり…まさに苦行(笑)

ある意味趣味の領域と捉えることができるかと思います。

研究をやる価値はないのか?

こんなことを言ってしまうと、「研究やる価値ないやん」と思われてしまうかもしれないので補足します。

新しいことを発見したり作るというのは楽しいです。自分が疑問に思ったことを確かめるのも一つの研究です。研究への対価はお金ではなく、知的財産といっても過言ではないでしょう。

自分が研究したことのある分野というのは、そうでない人よりも詳しいことが多いです。頼りにされることもあると思います。研究発表を外部の学会等ですると、さらに世界が広がります。自分の可能性を大いに広げてくれるのではと考えます。

働き方改革によってホワイト化が進んだらチャンス

働き方改革によって、みんなが早く帰り、自分の時間をゆっくり過ごすとします。(今の僕はゆっくり過ごしたい派です)

その間、歯を食いしばって勉強し続けるとどうでしょう。周りとの差が、時間が経つにつれ広がっていきます。つまり、病院のホワイト化が進めば、周りを出し抜くチャンスなのです。

僕は学生の頃から、「人の倍努力しろ」と教わってきました(まさに体育会系ですね)。
社会人1年目は特に、努力をするようにしました。不器用なので仕事の覚えは悪かったですが、2年目にもなると、器用で努力してこなかった人との差を感じることができるようになりました。

たとえ給料が発生しなくても、財産になる、そしてそれがお金を生み出す可能性を持っている、という考えかたがいいのかなと今は思います。

ABOUT ME
rad-yamato
大規模病院とクリニックを経験した診療放射線技師8年目。趣味は昼寝・筋トレ・ダンス・料理・読書・ゲーム・ゴルフ・キャンプなど。ブログには新人放射線技師・看護師や研修医の方へ向けた内容や、仕事に役立ちそうな話を書いています。 公式LINEアカウントもありますので、気軽にご相談ください。