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ラジエーションハウス第10話の感想

築27年と紹介のあった甘春病院ですが、中はめちゃめちゃ綺麗ですね(笑)
設定に無理がありますが、テレビ映えということで‥

小児のレントゲンは大変

泣いていないことがないんじゃないかってくらい小児のレントゲンは大変です。
2人で撮ることはよくあります。

抑えるときは一人が頭側、もう一人が足側です。
頭側の人は小児の両腕をもって頭を挟むように万歳の状態にします。
つまり小児の腕で頭を挟み、動きを最小限にするというわけです。

小児の胸腹部CTがどれだけ大変かと言っていたが…

確かにいつも大変なのですが、今回の小児はそこまで暴れていなかったのでなんとも。
当然呼吸動のことを考える必要や造影条件は難しいのですが、あれだけ大きい神経芽腫ならそれなりに見えてくるんじゃないかなと思いました。

脊髄浸潤しているかどうかも概ね分かるのでは、と。

MPRはやはり有用

ドラマではMPR作るのに凄い手間かけてましたが(笑)

椎体近傍の腫瘍は冠状断、矢状断があった方が分かりやすいでしょう。
何番の椎体か分かりやすいように、胸椎の1番(Th1)または腰椎の5番(L5)を含めて作るのも一つの手です。

鏑木先生は何だかんだでいい人だった

最後は人間味のある先生でしたね。
妻と娘のハワイ旅行に50万振り込まされるとは…(笑)

僕からしてみれば鬼畜です。

次回のラジエーションハウス最終話に向けて

甘春先生の父親は低髄液圧症であることが分かりました。その後急変してしまうようですが、遂に伊織は医療行為に及ぶのでしょうか。

僕の中では、今の病院長が登場して救ってくれるのかなと思っています!
普段穏やかな感じなのに、技術は一流みたいなギャップが見たいという期待です(笑)

ABOUT ME
rad-yamato
大規模病院とクリニックを経験した診療放射線技師8年目。趣味は昼寝・筋トレ・ダンス・料理・読書・ゲーム・ゴルフ・キャンプなど。ブログには新人放射線技師・看護師や研修医の方へ向けた内容や、仕事に役立ちそうな話を書いています。 公式LINEアカウントもありますので、気軽にご相談ください。